カーディガンをスヌードにリメイクしたところ、大人カーディガンは2~3歳用のスヌードにちょうど良いサイズ感でした。我が家ではスヌードを誰一人持っていなかったので一石二鳥!作り方はとっても簡単です。手縫いで30分、ミシンだと10分もかからずにできます。
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輪になっているなら何でもスヌードに
頭からスポッと被るだけなので、ドーナツ状になっている洋服ならたちまちスヌードになります。

今回、私用の幅広カーディガンで作ったところ、二重巻きがギリギリで頭の出し入れがきつかった為、幼稚園に通う3歳娘に巻いてみたら丁度良い緩さで2重巻きができました。レディース用の2重巻スヌードにしようと思ったら、男性用のXLとかXXLの古着を使うのが良いのかもしれません。
では早速作り方をご紹介します。
スヌードにリメイクしよう
リメイクするのは、数年前に通販で失敗したカーディガンです。

着用1年目でボタンホールがみるみる伸びていき、ボタンがスグに外れてしまうようになりました。
- 古着
- 裁ちばさみ
- 古着と同色系の糸
- 縫い針またはミシン
私のスヌードの出来上がりは、平置きで横50㎝、縦48㎝でした。縦幅はクシュっとなって可愛い雰囲気でしたが、上記での書いた通り、横幅はレディースだと2重巻がギリギリ、1重巻だとゆるゆるな付け心地です。参考にして下さい。
パーツを切り取る
このカーディガンを、好みの位置で真っすぐに切ります。

使った生地はフェルト地で”ほつれ”の心配がない為、こういう切り方にしました。ほつれの心配がある生地は縫い代を2㎝~取って裁断し、縫い代を内側に折ってミシンや手縫いで縫い留めて下さい。
前身ごろが開閉タイプでないなら、
これでスヌード完成です(笑)
※腕部分は1~2歳用のマフラーを作る為に裁断しました。後ほど作り方を説明します。
前中心を縫い合わせて完成
前身ごろがボタン留めになっているので、開かないようにミシンで縫い合わせました。

ファスナー押さえを使って縫っています
- 手縫いで縫い合わせる
- ボタンを持ち上げながら縫う
- ボタンが小さい場合は、指をケガしないよう道具を使って持ち上げる
- ファスナー押さえを使うとボタン近くまで縫える
- 縫う前にボタンを全て取って、縫い終わってから付けなおす
針穴に糸を通すのが面倒くさいですが、ミシンが無くても簡単にできるのは1番ですかね。その場合、”まつり縫い”などの表に縫い目が目立ちにくい縫い方がおススメです。でもまぁ、クシュクシュとなる箇所なので、縫う場所と同じ色糸で波縫いでも大丈夫かもしれませんね。
これで出来上がりです。私の首に2周巻いてみました。

初スヌードの感想は『顔周りがカバーされて暖かい』です。マフラーと違って胸回りがもたつかないのでスッキリした見た目になるんですね。
長袖部分でパーカー風マフラー
上記で裁断した長袖パーツで、1~2歳の子供やぬいぐるみに使えるマフラーを作りました。結び目はクロスしただけの1重です。

前から見るとカーディガンを羽織っているみたいで、後ろから見るとパーカーっぽくなります。
作り方
2つある長袖のうち1つだけを裏返し(左写真)、もう一方を裏返した方の袖の中に入れ込みます(右写真)

両袖の脇や袖回りを丁寧に合わせて形を整えましょう。
待ち針を打ち、ミシン
広い方の袖回りに沿って待ち針を一周ぐるっと打ち、端から1㎝のところを縫います。

生地のほつれが気になる場合は、袖回りをジグザグ縫いかロックミシンで始末してください。
引っ張り出して完成

縫うと筒状になっているので、腕を入れて片方の袖を引っ張り出して裏表ひっくり返すと右写真のようになります。これで完成です。
コレを羽織って首前で結ぶと、先ほどのクマちゃんのような見た目になります。
まとめ
古着トップスを使うと、こんなに簡単にスヌードが出来てしまうんですね。
柄が気に入っていてもサイズアウトした服って着る機会がなくなるだけですが、首周りになら余裕そうだし、捨ててしまう前にスヌードとしてリメイクしてみるのもアリだなと思いました。
先ほど、このスヌードを付けて自転車で子供のお迎えに行ってきたら、長めの縦幅で作ったおかげで耳や首後ろ、顔の半分が隠せて、冷たい風から逃れられました。唇の乾燥対策にも効くのが何気に嬉しかったです。家でも付けて防寒対策に役立てていますよ!
それではまた。チャオー
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