裏と表に柄があるリバーシブル布1枚で、スカートポケットに入る大きさのポーチを作りました。主にサニタリー用品を入れる予定です。縫う場所はたったの6か所で、ミシンを使って30分で完成!本やノートが入る大きさに変更して作るとクラッチバッグみたいに持つことができます。
コンパクトなサニタリーポーチ
古着Tシャツで作った柔らかい肌触りのサニタリーポーチの作り方を前回紹介しました。私はお気に入りなんですけど、娘が使うには地味過ぎるようで、もっと中学生に合うような色使いの布を使って作り直すことにしました。
使用したのはリバーシブル布。表にジーンズ地、ポーチを開くと赤地に白水玉の生地がチラ見えするように縫うと、娘から合格をもらえました。

高さ≒10㎝・厚み≒2㎝・大きさは手のひらサイズくらいで、ポケットに手のひらがすっぽり入る服なら、このポーチも入ると思います。
前回作った黄色いポーチと比べると大きさの違いがはっきり出ています。

ポーチを作る材料

・リバーシブル布 1枚:縦15㎝×横45㎝
・待ち針or小型クリップ
・定規
・ミシン
定規を使って正確に長さを測る工程がある為、布にシワがある場合はアイロンを使って綺麗に延ばしておいてくださいね。
布の上下にほつれ留め
布を横長に置いたら上下にロックミシン、又はジグザグ縫いを行い、ポーチを使っていくうちに起こる可能性がある”ほつれ対策”をしておきます。

両端を縫う
左右両端をそれぞれ1㎝折り、更に1㎝折り曲げて三つ折りにします。待ち針かクリップで仮留めしたら、端から7㎜のところにミシンをかけます。

折り曲げたところがポケットの入り口になります。見えてほしい柄を間違えないようにしましょう。
生地を折る
横長の布を半分に折り、折り目をギュっギュッと強く押して跡を付けます。布を開き、中央の折り目の左右1.5㎝のところに両端が来るよう折り曲げます。

そうすると、裏生地(私の場合は水玉生地)が左右それぞれ9.5㎝見え、真ん中は3㎝の隙間ができてきるはずです。
布の上下を縫う
折りたたんだ横長布の上下それぞれを1㎝の縫い代を残して縫いますが、この時中央の隙間3㎝部分は縫わないようにします。

ポケット入り口部分にあたる場所は3,4回重ね縫いして補強しておきましょう(4か所)
4つ角を切っておくとポケットの角が綺麗に出ます。間違えてミシン目を切らないように!

ポケットをひっくり返して完成
表地が出るようにポケットをひっくり返したら出来上がりです。

ポケット入り口付近に、最初に施した布端のジグザグが見えていますが、表からは全く気にならないので放置しています。
気になる方は、最初の工程の前に、上下の布端をパイピングテープでくるむと見栄えが良くなるかなと思いますが、ポーチをポケットに入れる際に少し分厚くなるかもしれません…。
一応、今回の布の配分図を描いてみました。

ポーチを開いて横長にしたものを手前側から水平に見た図になります。リバーシブル生地でポーチを作る際の参考になれば幸いです。
雑誌や漫画本のようなものが入る大きさで作ると、クラッチバッグみたいな見た目になってかわいいです。持ち歩くときにカバーがある方が本のタイトルを気にせず持てるし、また汚れや埃が付く心配も減るかなと思います。
それではまた!
チャオチャオ~(^^)/
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