憂鬱な日でもトイレに行くのが楽しみになるようなサニタリーポーチを作ってみました。使い古したTシャツを用いたところ、肌触りがふにゃっと柔らかくて気持ちいいです。何かの拍子で落としても”ソレ”と分かりにくいのが良いところ。ガウチョパンツのポケットに入る大きさです。
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アノ日のトイレ

多い・少ないに限らず、アノ日にトイレに行くのを好きになった事が一度もありません。特に外出時は周りの人や漏れ、ナプキンの位置や座り方の姿勢が気になり、トイレでのチェック回数が増え落ち着かない…。
そこで、気分をあげるため明るい色のサニタリーポーチを作ってみることにしました。
古着Tシャツで作るサニタリーポーチの材料
・Tシャツ:縦15㎝~・横44㎝~あるもの
・裁ちばさみ
・チャコペンシル(2B鉛筆でも)
・針と糸(ミシン)
※Tシャツの代わりに布でもOK。その場合も15㎝×44㎝の長方形を2枚用意して下さい。
※女性用のTシャツだと、横幅44㎝以上のモノが多いです。
Tシャツを裁断
裏返しにしたTシャツを整え、縦15㎝・横44㎝の長方形を切り取ります。

Tシャツの脇は初めから縫ってあるので、それを含めて採寸しています。片側縫わなくて済むので手間が省けます。
※使ったTシャツは軽くAラインになっていたので、正確に言うと上底44㎝・下底46㎝の台形になっていました。そうすると出来上がりは、折り曲げた片側にツンと角がでる形になります。
開いている脇を縫う
切り取った長方形の開いている脇を、縫い代1㎝・返し口6㎝開けて縫います。

長方形の布を用意した方は、2枚の生地を裏表に合わせて片脇を縫い代1㎝で全部縫い、もう片方を縫い代1㎝・返し口6㎝開けて縫います。
2つの脇を合わせる
2つの脇の縫い目がピッタリ合わさるようにズラして重ねて縫い代を割ります。

仕上がりをよくするため、手でギューッと押すか、アイロンをかけて綺麗に割っておきましょう。
チャコペンで印をつける
脇の縫い目に平行になるよう、脇から左右それぞれ9.5㎝の距離にチャコで数か所印をつけていきます。チャコが無いときは先をつぶした2B鉛筆でもOK。

写真では見にくいかもしれませんが、縫い目から左右9.5㎝のところに水色チャコで丸点を打っています。
裏面も同じことをします。
チャコの印を合わせる
チャコの印に沿ってそれぞれ山折りし、手でギューッと押さえるかアイロンをかけて折り目を付け、その二つの山折りを重ねて折りたたみます。そうすると、山折りしたところが外側、脇が内側に入っているかと。

逆側も同様に作業すると上の写真のような仕上がりになります
上下を縫う
折りたたんだ状態で、横長四角の上辺・下辺を縫い代1㎝で端からダダっと縫います。

ポケットの入り口(●印)は良く動く場所なので、何回か往復して縫って補強しておきます。また、4つの角部分(✓印)を縫い目に触れないように切っておくと、次の工程で角の形がピシッと決まります。
ひっくり返す
まだ開いたままの返し口に指を入れて中の布を引っ張り出していきます。丁寧に丁寧に。

角を親指と人差し指でつまんで、何度か軽くねじると角の形が整ってくるので必ずやりましょう。
返し口を閉じる
返し口を閉じれば完成です。閉じる方法は色々あるようですが、表側から糸が見えにくいコの字まつり縫いで処理しました。

1. 玉結びした糸を付けた針をポケットの内側から外側へ出して作業開始!針を出す場所はこれから縫っていく線上にします。
2. 写真のように布の下に針を通し、糸を引き締めるながら縫うと、縫い目が外から目立ちにくくなるというワケです。これを返し口の布に対しジグザクになるように繰り返します。
使ってみる
サニタリー用品を入れてみました。

何度も洗濯してヨレヨレになったTシャツを使用したからか、くたっと柔らかく気持ちいいです。
明るい色にしたおかげで不思議と気分が上がります~。
ユニ〇ロのリラコのポケットに入れてみたところ、手で押さえなければ外観からは全く分かりませんでした。歩くのにも邪魔にならず良い感じ~。

夜用サニタリー用品を入れると少し頭がでますが、一見何が入っているか分かりにくいサイズ感です。

ポーチが作れる仕組みが分かっていると、大きさを変えて様々な用途のモノが作れそうですね!
着古したTシャツで、いつまでも触っていたいようなポーチが出来た事に自分で驚いてしまった回でした。トイレに行くテンションがもう少し上がりそうです。

それでは、また!
チャオチャオ(^^)
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