背が低い・手が短い・首も短いため、アウターはなんとなく防寒の為に着ていただけでしたが、この度トレンチコートを購入したので格好良く着れるよう向き合ってみることに!大事だったのは袖丈調整とトレンチの形を崩さない腰回りの着こなしでした。
Contents
トレンチってハンサムすぎる!
イタリアで生活していると、日本にいた時より背が低いことが更にコンプレックスに感じるようになったサニーです。
それでもね、オシャレは楽しみたいので初トレンチを衝動買いしたついでに少し遊んでみました。

通販なので試着なし・一般向けに作られているMサイズのトレンチコート…。今までアウターと言えばダウン入りのもの(袖口にゴムが入っていたり)を愛用していただけに、雰囲気が違うアイテムに戸惑いました。
よしっ!格好良くなるようアレコレやってみよう!
相手はただの布だ、布っ(笑)!
手短さんの最大問題は”袖丈”
私の身長は153㎝です。ちょっと着てみましょか。
何も工夫せずに着ると、思った通り袖が長い!トレンチコートに『着られている感』いっぱいだったので、袖を内側へ6㎝ほど折り曲げてみると…。

右がAfter写真。手の部分がスッキリし、重くのしかかっていたトレンチに軽さが出た気がしました!
防寒だけを考えれば左でも良さそうですけど、全体の見た目は断然指先を出した方が綺麗でした。寒さ対策なら手袋を使うとイイですね。
更にバランスよい工夫を試行錯誤
手が短いなら袖の丈を詰めたらいいのは分かりましたが、他にもっと背が高く、スタイル良く見える着方を探してみます。
- 袖をクシュクシュさせる
予想以上にスッキリ見えます。時間が経つと袖が下にさがりますが、バランス良い! - 前ボタンを開けてIラインを作る
中に着る服をストライプにしたり、ベルトを着けたりすれば更なる背高効果が出る着方です。 - 首元にボリュームを持たせる
目線を上に集める工夫で、私が良く使う技です。

実際にやってみると、朝は冷えるけどお昼は暑いという時期に重宝しています。
白トップス×トレンチコート
背を低く感じさせないために、上半身に目線が向くよう手っ取り早く白トップスと合わせてみました。

合わせたボトムは左から順にくるぶし丈シスカート、ふくらはぎ丈のプリーツガウチョ、ひざ下丈のタイトスカートです。今回は明るい色調のものを選んで、どんよりした季節の寂しさに対抗してみました。
ボトムを選ぶときに気を付けたのは、腰から太ももにかけて広がっていないこと。
これで、前ボタンを閉めてもトレンチコートのデザインを邪魔しないですみます!
目線を上に誘うアイデア
白トップスの他にも目線を上にするポイントを考えてみました。
- 目を引くアイテム
服色が暗くなりがちなときにマフラーやスヌードで差し色を使ったり、飾りのついたスカーフ留めを使う - 袖口にボリューム
良く動かす袖口にざっくり編まれた白ニットを合わせて単調なコート色を変えてみました。前述した袖くしゅくしゅ技とも相性バッチリ♪
だけど、クシュクシュすると正直腕の折り曲げがきつかったです。厚地のニットを使わなければ解決するかもしれません。 - そのほかの工夫
写真にはありませんが、まとめ髪やヒール靴も、小顔効果だったり背を高く見せてくれたりする大事なポイントです。チビ女子としては常に使っていたいコンボ。

ジーンズ×トレンチコート
他にもジーンズと合わせたコーディネートがあったので載せておきますね。

コートもジーンズも同じでトップスを変えただけなのに、ずいぶんと雰囲気が違ってくるなと感じました。それだけ、トップスというのは始めあたりに人の目に飛び込んでくるものという事なのかな。
実はココで使った白シャツは、付け襟です。後姿も可愛くてお気に入りです。

付け襟を手に入れてから、シャツとニットを合わせた時に起こりやすい静電気や袖回りのもたつきが気にならなくなりました。
コチラの付け襟も可愛いです↓
まとめ
トレンチコートの性格は『どんな服と合わせても格好良く見えるアイテム』だというのをビシビシ感じた一人ファッションショーでした。
タダの布なのに、デザインによってこうも外観美が高められるのは凄い事です、本当。
今回分かったのはコチラ。
- 袖丈を折り曲げる
- ボタンを閉めてもトレンチの形を崩さない服選び
- 目線を上に上げる工夫でスッキリ度UP!
私の体型によるところがあるので”皆に万能”ではないですが、ジャケットやチェスターコート、オーバーコートなどの袖回りにゴムが入っていないアウターの着こなしにお使えるテクニックです。
※後日、ココで紹介したグレーのガウチョパンツのコーディネートでミラノ領事館へ用事を済ませに行きました!
それではまた!チャオー

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