背が低いってことで履くのをあきらめている人も多いと聞く昨今流行のガウチョパンツ。気になるお尻や太ももをゆるっと隠して体型カバーになって、とてもオシャレな便利ボトムですよね。背が低くてもスタイル良く見える法則を探してみました。
Contents
避けていたガウチョ
2年前に日本へ帰国した際、すでにガウチョ/ワイドパンツが流行し始めていた記憶があります。
ボトムの形としては昔からあるので、ウチのおしゃれ母も数十年前のワイドパンツを着こなしては、周りに「ステキですね」と言われてまんざらでもない様子でしたっけ。(昔の流行が3周くらいまわった感じでしょうか)
私みたいなチビに
裾が広がるロングボトムは
絶対似合わないし着こなせない!
そう思い込んでいた私は、
つい最近までガウチョ/ワイドパンツを見ないふり…。
でも、あまりにも周りでガウチョを目にすることが多くて思ったわけです。
”自分に合う丈を探せばいいじゃん!”
自分の体を測定
ボトムをインターネットで買う時は、トップスより慎重に身体測定をするのが鉄則。

メジャーを持ってワタクシめの下半身の最新情報を渋々チェック(笑)
ズボン裾がどのあたりに来るのが一番いいかを考えながら股下の長さを測りませう!
ウエスト・ヒップ・股上・股下
私の理想ズボン着丈…つまり、股上+股下の83㎝。その範囲で作られたガウチョパンツなら似合うものがあるかもしれません。
ウエストゴムだと履いている内に下がってくることもあるし、(店舗側での)採寸にわずかな誤差も生じるので、もう少し範囲を狭めた着丈80㎝以内で探すことにしました。

お試し服はファストファッション
ファストファッションの一つ、スペインブランドのMangoオンライン店でイイ感じのボトムを見つけたのでお買い上げ。
購入したガウチョパンツの着丈は78㎝。
先ほど書いた”着丈80㎝以内”の条件にピッタリ合致!
挑戦しやすい価格と無難なデザインって点で強いファストファッションは、個人的に、初めて試す流行服の選択場です♪
ガウチョ初体験試着
ニヤケながら、ドキドキしながら初めてのガウチョパンツを履いたところ、ふくらはぎ終わりの長さ。
マキシ丈だと左写真のように裾が靴や階段に付きそうになるため好みではないんですが、購入したガウチョは右写真のように階段の上り下りに支障が出ない!

次にガウチョやワイドパンツを買う時も、この長さにしようっと。オシャレで歩きやすいって最高!
基本的な着方
数か月間使ってみて、気に入ったコーディネートや合わせる法則みたいなのが分かってきたので載せてみます。
まずは、ガウチョパンツに合わせるトップス着方です。下の写真の真ん中は単にトップスを重ねただけで、その左右は少し変化させて着ています。

どれが一番スッキリしているように見えますか?
私は左の、裾をズボンの中に入れて、腕を出している着方が一番好きです。これだと上半身が軽く見え、下半身の短足が目立たない気がします。
また、ヒールのあるスニーカーやパンプスを履くと、なおさら脚長効果につながってスタイルUPするため、このコンビネーションは良く使います。
後姿をチェックしよう
トップスの着方が分かったところで次に後姿を見てみると…でかいお尻がポッコリ、ショーツの線が見えていました♪
見せて歩ける自信がないので、お尻が隠れるの羽織物や後ろの裾だけ出す着方で隠しちゃいます。

ガードルを履いてヒップメイクをしても良いですね。
ガウチョパンツ攻略法
これまでで分かった低身長さんのガウチョパンツ攻略法をまとめてみると、以下の4つです。
- 下半身測定をして理想の着丈を知る
- 気に入ったガウチョに出会う
- トップスをコンパクトに着こなす
- お尻が気になるなら羽織物で重ね着
似合う丈のガウチョパンツにさえ巡り合えば、ミニ女子でも十分に着こなせるアイテムだったと分かって嬉しかったです。 ずっと見ないふりしていたのに、こんなあっさり解決ですよ…。
今回私が出会ったガウチョは、プリーツが入っていて適度に重さがあります。プリーツのおかげで上品に見え、脚の形を拾わないし冬以外は着まわせるため、ジーンズの次に良く使うボトムになっています。
トップスとの合わせ方の実例
上記で分かった攻略法を元に、服を合わせてみます。
春夏秋の装い例

『とりあえずトップス前側はズボンに入れてみる』というのは私のコーディネート術の基本的理念ですが、そうもいかない服の時…たとえば上記の写真で言うオーバーベストなどは、ウエストマークを入れて上半身が間延びしないように区切りを入れるようにしています。
また、目を引く色を持ってくると注意を引きやすく、短足が目立ちにくくなるので好きな着こなしです。
ガウチョパンツはキレイ目スタイルにも、カジュアルにも着こなせるので、それに合う靴やアウター選びにも気を配るようにしています。
シャツ/ブラウスと合わせた例
シャツを合わせると一気に上品感が増します!

真っ白いだけのトップスを着るときは首元に何かポイントを持ってくることが多いのですが、今回は手作りの付け襟を付けてみました。
そして、その隣の主張が強いシャツも半分くらい隠すと良い感じに馴染んで着やすくなったし、着る場面が少なかった”丈が短い黒トップス”をシフォンのブラウスと合わせたところ、腰とお尻回りが上手く隠れたレイヤードになり、背高効果を感じました♪
手持ちのワードローブで色々試し、今まで見つけられなかった着方を発見できて楽しかったです。
おわりに
ガウチョパンツに合う着こなしについて、じっくり半日向き合ってみました。
背が低いって事で、裾が広がるボトムを履くのをあきらめていたけれど、優しい雰囲気のモノならスタイル良く見える法則があるんだなぁと感じることができました。
その入り口は、自分の体型を知って”理想の着丈ガウチョ”と出会うこと!
参考になると幸いです。
後日、ジーンズ生地のワイドパンツを買ったところ、デカパン感が強くてお腹のポッコリが目立って、期待したより履く機会がありません。 個人差があると思いますが、私の体型には柔らかい触り心地の生地方が合うようです。
ではではまたっ!チャオ~
Comment